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2025.10.16

「エアコンとカビの仕組み」

夏の間、大活躍したエアコン。涼しい風をつくってくれる頼もしい存在ですが、「どうやって冷たい風を出しているのか?」と聞かれると、意外と知らない方も多いかもしれません。そしてもうひとつ大切なのが、「なぜエアコンにカビが生えるのか」ということ。実はこの仕組みを知ると、夏の終わりにエアコンクリーニングが必要な理由がよくわかります。

 

エアコンの中には「冷媒(れいばい)」という特殊なガスが入っており、この冷媒が空気中の熱を吸い取って冷たくしています。その流れを簡単に説明すると、まずはエアコンが部屋の空気を吸い込み、その空気がエアコン内部の金属パイプ(熱交換器)に触れることで、冷媒が空気の熱だけを吸収します。こうして熱を奪われた空気が冷たい風となって部屋に戻ってくるのです。 この熱を奪う過程で、エアコン内部はキンキンに冷たくなり、金属部分には結露、つまり水滴が発生します。その水は排水ホースを通って外に流れますが、実はここにカビの原因が潜んでいます。冷房を使うことで内部が冷え、水滴がつき、そこに空気中のホコリが付着します。さらに冷房を止めると、内部が温かくなって湿気が残り、この温度差と湿気がカビの繁殖に理想的な環境をつくってしまうのです。

 

夏の終わりに、冷房を使い終えたままエアコンを放置してしまうと、内部でカビが一気に増えてしまいます。さらに、そのまま冬に暖房を使うと、内部に残ったカビが空気と一緒に部屋中へ放出されてしまうことになります。だからこそ、この時期にエアコン内部の汚れやカビをしっかりリセットしておくことが大切です。そうすることで、冬の暖房シーズンを気持ちよく、そして衛生的に過ごすことができます。 プロによるエアコンクリーニングでは、普段の掃除では手が届かない「熱交換器」や「送風ファン」まで徹底的に洗浄します。内部のカビや汚れを根本から取り除くことで、風量アップや省エネ効果、さらにエアコンの寿命延長にもつながります。当社では、エアコンクリーニングをさせていただいています。ご希望の方はぜひお問い合わせください。

 

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